AI生成の画像も児童ポルノと認定する初判決/ヴェンダース監督、10代の裸を写した半世紀前の映画を公開中止に【「性暴力を考えつづける」今週の注目記事】
今週も「#性暴力を考えつづける」メルマガを開いてくださり、ありがとうございます。
性暴力に関する出来事に触れたり、考えつづけることは、ときに心を消耗させます。
苦しいときは、全部を読まなくても大丈夫です。
疲れたときは離れてもいい。
話せないときは黙っていていい。
それでも、社会を変えることをあきらめない。
この場所が、考えつづけている誰かの存在を感じられる場所になればと思います。
ここからはじまる対話をメディアへ、政治へ、社会へ届けていきます。
教員グループが女子児童の盗撮画像をSNSで共有したとされる事件、裁判ではディープフェイクが児童ポルノに当たるかも焦点になりました。名古屋地裁の松本高明裁判官は「一般人から見れば裸を誤信させる精巧なもので極めて卑劣」とし、元教員の水藤翔太被告(35)に求刑より重い懲役3年6月の判決を言い渡したと報道各社が伝えています。ディープフェイクを児童ポルノと認定した司法判断は初めてとみられます。(画像とリンクは各社の報道をまとめたスマニューAIより)
数々の名作に出演してきた俳優、ナスターシャ・キンスキーさん。そのキャリアのスタートは13歳の時、ヴィム・ヴェンダース監督に見出されて『まわり道』で子役として映画デビューしました。しかしその作品には上半身裸の場面があり、長年、ヴェンダース監督に修正を求めてきたといいます。先月、「南ドイツ新聞」にこのことに言及したインタビューが掲載され、ヴェンダース氏は3日、インスタグラムで「ストリーミングサービス、テレビ局、配給パートナーに対し、この映画の公開を中止するよう指示する」と言明したとBBCが伝えています。
ハラスメント被害を受けた、テレビ・アニメ会社の社員や劇団員、美術家など11人への聞き取り調査をまとめた白書が公表されました。性暴力、暴言、暴行、長時間労働、賃金未払いなどの被害が複合的に発生している現場の実態が浮かび上がったと弁護士ドットコムが伝えています。
沖縄県で2023年に発生した米空軍の兵長による不同意性交等事件、そして2024年に発生した米海兵隊員による性的暴行事件。この3日と4日にいずれも裁判所が損害賠償を命じました。賠償額は276万円と660万円。判決を報じたRBCは、「兵士などに支払い能力がない場合、日米地位協定に基づき米国政府が「補償金」を査定し、米国政府が支払うことになっていますが、日本の裁判所が言い渡した賠償額より少ない場合、この差額を日本政府が肩代わりすることになっています」と解説しています。
勤務先の障害者施設に通う女児にわいせつな行為をしたとして、警視庁が不同意性交などの疑いで元施設職員の無職後藤隆也容疑者(46)を再逮捕したと発表しました。逮捕は3回目になると東京新聞が伝えています。
漫画家であり性暴力被害者であることをカミングアウトされた菊池真理子さんが、『同意なんかしていない~性暴力被害者に何が起きたのか』(文藝春秋)という単行本を上梓されました。「性暴力を考えつづける」代表の池田が、ポリタスTVに菊池さんをお招きしてお話をうかがいました。ぜひご覧ください。
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